日本シリーズ。日ハムが勝ちました。
3勝1敗。
阪神ファンの俺としては、まぁ阪神より強い中日に買って欲しい
という気持ちもあったんだけど、
まぁ新庄も元阪神だし。
っていうか、あんまり中日には興味ないっていうか。
なんか、チームのイメージがないっていうか。
それは、日ハムにもいえるんだけどね。
個々が強いんだよね。
中日は。
で、日ハムも強いんだけど、全体としてはまとまっているっていうか。
っていうことになると、ムードメーカっていうことにどうしても集約されてしまうのかなぁ。

ともあれ、新庄がいうように
彼は「ほんとになんかついている」よね。
本当の有終の美を飾るにふさわしい形を彼は成し遂げたからな。

最後、森本がフライをとって、外野で抱き合っている姿。
世代交代っていうか。選手にしかわからないものがあるんだろうね。
普通は、一目散にマウンドのピッチャーのところにかけよるのにさ。
胴上げもなんでかわかんないけど、新庄が監督より先に胴上げされているし。

新庄らしい

っていえば、それまでなんだけどさ。

野球選手としては、望んでも味わえない瞬間だよね。

めでたし、めでたしって思っていたんだけど・・・・・

今日さ、たまたま朝のニュースで
関口宏がでていて、
大沢親分と張本さんが

喝!!

とか

あっぱれ!

とか

をいいまくっている番組で、張本さんが違う意見いっていたんだよね。

「どうして、8回裏の打席で泣くんですか?」
→9回表に中日がひっくりかえすかもしれないでしょう。

「どうして、ゲームセットになったあと、すぐにみんなのところにいうかないんですか?」
→抱き合うのはあとでもできる。野球はチームなんですから、まずはみんなのところにいくのが、当然でしょう・

「どうして、ヒルマン監督より先に胴上げされるんですか?」
→一番責任をしょっているのは、監督なんです。まずは監督を胴上げするのが、当然でしょう?

「日ハムは新庄のものですか?日本シリーズは新庄のものですか?故人よりまずチームでしょう!!!!」

うん。たしかにそう思った。
そういう意見に偶然触れてよかった。あやうく新庄マジックに陥るところだった。

そうなのだ。結果から、新庄の個性がうまい具合に輝いていただけ。
これは、そう、金村の監督批判発言と表裏一体だとおもうんだ。
金村はずっと、日ハムでエースで引っ張ってきて、5年連続二桁勝利目前での交代でつい本音が出てしまったコトバ。若手(ダルビッシュや八木など)があれだけ活躍して、エースとしてはどうしても二桁勝っていたかった。そんなさなかに出た言葉。結果として、大事なときには、投げれないわ、謝罪もするわ、チームにも迷惑かえるわで大変なことに。

で、それにおきかえて新庄をみてみると、
まずは勝手にやめる発言。
→チームに迷惑。

色々な仮装。
→ファンは喜ぶが・・・ヒルマンの声が聞こえてこないぞー

その他もろもろ。
→他の球団にも迷惑をかける。だが、ファンが支持してるので、強くも言えず。

今回の日本シリーズ。
→上記記載。

チームのためというより、故人の気持ちが勝ってしまった二つ現象。唯一、新庄の場合はファンには支持された。
その点だけ。
だから、張本さんの意見を聞いて、ちょっと考えたなぁ。

野球人は彼のようになりたいのだろうか?
そりゃさ、誰だってヒーロになりたい。
でも、なれない人だっている。

たまたま
そういう☆の元にいた新庄。
確かに新庄の野球人生は振り返れば振り返るほど
多くの逸話がある。
ファンを大事にすることはとても大事。
プロはプレイで満足させ、パフォーマンスで満足させ、そして球場の外でも満足させてあげてはじめて、プロなのだと思う。

いくら、ジーンズがはけなくなるから筋トレはしない発言は強烈でも、彼はとてもとても輝いている。これからも輝き続けるだろう。



まぎれもない。
新庄剛志は、

記録より記憶

にのこる野球選手である。


新庄選手、お疲れ様でした。

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