土曜日は、会社の同期とイタリアの支配人の話を聞きにいった。
その後、イタリア料理が食べれるということでいったのだが。

話は某有名イタリアレストランの支配人がお話をしてくれて
、とっても有意義だった。
すべての料理はナポリにあると。

イタリア料理とフランス料理は実はもともとひとつのルーツによる。もっと、いえば、ドイツにしろ、スペインにしろ大陸系ゆえにルーツはひとつだそうだ。
それがナポリらしい。

もともと、パスタは手で食べていたそうだ。
その当時はアルデンテは主婦の当たり前の技術
として認知されておりだれにでもできたそうだ。
だが、ある日ある主婦がつい余所見をしてしまい
ゆですぎてしまった。
これは親父さんに怒られる!!!!!!と思い
とっさに近くにあったソースを混ぜて親父さんに出したそうだ。
親父さんはなんだ?これは?
ときくと、その主婦は
『新しいパスタを考えてみました。』と、
とっさにいったそうだ。
へんだんなぁと思いつつそのおやじさんが食べると
『うまいじゃないか』
『明日はもうすこしゆでずに作ってみなさい』
といったそうだ。
そこから、町中に広まり、今のパスタ料理が生まれたそうだ。

けれでも手で食べる文化は定着しており、どうしても
食べると服などを汚してしまう。

そんなある日、自分の宮廷に国賓を招く際にどうしても
このパスタを出したい。だが、みんな食べた後服を汚してしまう。
国王は大臣にその件を任せた。
ある大臣は必死にかんがえた。


ふと考えていると厨房に鍬をちっちゃくした食べ物を
とるときに使う道具を見つけた。
『これをちさくしてみたらどうだろう?』

改良に改良をくわえ、王様に見せてみた。
『いかがですか?』

でもどうやって食べるんだ?

二人は悩んだ挙句、くるくるまわしてパスタをとってみた。

そしたら、つるつるおちることなく口元に運ぶことができた。

その後、宮廷の晩餐は大成功。
他の諸外国の人たちも最初はなんていう食べ物だ?
なんていう道具だ?と
驚いていたが、使って食べてしまえと
満足そうな顔をしていた。

これが、フォークのはじまりである。


ってかんじの話を聞いた。
イタリア料理ってさ、どうしてもピザやパスタを
想像するんだけど、歴史はやはり深くて
軽くは見えないんだよね。


うーむ、ローマはやっぱりすごいね。


ていうか、高級料理って聞いていたのに、
ケータリングってひどいよ。
文化の民を味わおう。

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