目を開いて見れば、どの扉が開くかわかるはずだ。
2005年2月24日 時事ニュース
ライブドア、東京地裁にニッポン放送の新株発行差止仮処分を… [INTERNET Watch]
02月24日付 INTERNET Watchの報道「ライブドア、東京地裁にニッポン放送の新株発行差止仮処分を申し立て」へのコメント:
今回は、フジの負け。
何のためにフジは新株を発行しようとしているのか?
それは他の支配を受けないようにするため、株主の利益を守るためと言っている。
フジが負ける理由→
?会社の定款に記載されていなければ、
今回のような形では新株の発行は認められない。
?現在、ライブドアならびに村上ファンドが持っている株はおお よそ50%を超える。株主の利益を守るということはこの人たち の利益も守らなくてはならない。仮に株主総会をやって、新株 の発行について採決を取ったとき、明らかに否決される。
?そうなると、株主の利益の対象を明確にしなければならない
?フジのこの新株を裁判所が認めてしまうと、今後同じようなこ とが起きたとき、第2のフジがでてくる。そうなると、いつまで も古い体制が支配を保有することになる
ライブドアの負ける理由→
?世論では、単なるマネーゲームとしか捉えられていないので、今後が心配
?ライブドアが支配権を持ったとき明確な経営理念が明らかにされていくのか?
?時間外取引により株式を取得。これが違法となるか?
ちなみに?は違法ではないということ
第3者割当増資というのは、そもそもこういうとき、(誰かに支配権が譲渡しそうなとき)の最後の手段であるからして、ライブドア側は想定の範囲ということになるだろう。
しかしながら、法的には定款に定められていない限り、そう簡単にはできない。ゆえに今回の訴訟は明らかにフジの負けが目に見えている。このことを例外的に認めさせるには、ライブドアの日本放送への支配理由に正統性がないということを証明しなければならない。
さてはて、どういう判決が出るだろうか?
・・・・今後の展開・・・・
それは、日本企業への諸外国投資家の進出があげられる。
そうなってくると、支配から逃れようとする企業の社長たちは
ポイズンピルのように定款に追記をしなければ、支配されてしまう。日本の企業風土にあるように相互に株を持ち合う、『持ち合い株』も減少の一途をたどる。得意先が、不景気にあったとき
問答無用で海外の投機家に売却する人たちが増えるだろう。
ライブドアへの世間的認識が変わってくる。なにかと話題に乗るから、こういう態度の人間を日本人は嫌う。
『あいつ、なんかきにくわねぇ』
みたいな。
俺は基本的に世論ではないからさ。
人が死ぬとかでこういう問題がおきるのなら、明らかに
法的発想は排除するのだが、今回は単なるM&Aの戦略に過ぎない。
無知なくせに世論に同調しようとする輩にはなりたくないものだ。
ほりえさんの人柄が気に食わない、程度の発言にとどめておいたほうがいいと思うよ。
ねぇ、Tさん。
その扉を開けるのは、目を閉じるより早かった。
02月24日付 INTERNET Watchの報道「ライブドア、東京地裁にニッポン放送の新株発行差止仮処分を申し立て」へのコメント:
今回は、フジの負け。
何のためにフジは新株を発行しようとしているのか?
それは他の支配を受けないようにするため、株主の利益を守るためと言っている。
フジが負ける理由→
?会社の定款に記載されていなければ、
今回のような形では新株の発行は認められない。
?現在、ライブドアならびに村上ファンドが持っている株はおお よそ50%を超える。株主の利益を守るということはこの人たち の利益も守らなくてはならない。仮に株主総会をやって、新株 の発行について採決を取ったとき、明らかに否決される。
?そうなると、株主の利益の対象を明確にしなければならない
?フジのこの新株を裁判所が認めてしまうと、今後同じようなこ とが起きたとき、第2のフジがでてくる。そうなると、いつまで も古い体制が支配を保有することになる
ライブドアの負ける理由→
?世論では、単なるマネーゲームとしか捉えられていないので、今後が心配
?ライブドアが支配権を持ったとき明確な経営理念が明らかにされていくのか?
?時間外取引により株式を取得。これが違法となるか?
ちなみに?は違法ではないということ
第3者割当増資というのは、そもそもこういうとき、(誰かに支配権が譲渡しそうなとき)の最後の手段であるからして、ライブドア側は想定の範囲ということになるだろう。
しかしながら、法的には定款に定められていない限り、そう簡単にはできない。ゆえに今回の訴訟は明らかにフジの負けが目に見えている。このことを例外的に認めさせるには、ライブドアの日本放送への支配理由に正統性がないということを証明しなければならない。
さてはて、どういう判決が出るだろうか?
・・・・今後の展開・・・・
それは、日本企業への諸外国投資家の進出があげられる。
そうなってくると、支配から逃れようとする企業の社長たちは
ポイズンピルのように定款に追記をしなければ、支配されてしまう。日本の企業風土にあるように相互に株を持ち合う、『持ち合い株』も減少の一途をたどる。得意先が、不景気にあったとき
問答無用で海外の投機家に売却する人たちが増えるだろう。
ライブドアへの世間的認識が変わってくる。なにかと話題に乗るから、こういう態度の人間を日本人は嫌う。
『あいつ、なんかきにくわねぇ』
みたいな。
俺は基本的に世論ではないからさ。
人が死ぬとかでこういう問題がおきるのなら、明らかに
法的発想は排除するのだが、今回は単なるM&Aの戦略に過ぎない。
無知なくせに世論に同調しようとする輩にはなりたくないものだ。
ほりえさんの人柄が気に食わない、程度の発言にとどめておいたほうがいいと思うよ。
ねぇ、Tさん。
その扉を開けるのは、目を閉じるより早かった。
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