つらいことに、一つ魔法をかけるとしあわせになるんだよね。

そろそろ、深呼吸も終わりかけなので、
先週の出来事から、ご報告。

先週の2月11日はなんとわれらがノブオの結婚式。
そのため、実家に帰省していた。

結婚式は大変若さに溢れたもので
新郎新婦の親戚が後になって
とまどうほどだ。
出席者人数は60人くらい。
まぁ、あんまり大きい結婚式ではないが
ココロの深さはかなり大きいね。

何かスピーチでもすればよかったと思うが
結局そんな振りはなく・・・
ちょっぴり残念。
まぁ、目立ったのは2次会で・・・
余興はノブオの大学時代の友人がやってくれた。
その余興も当日
披露宴のテーブルに座って

いきなり、
『結婚行進曲』一緒に歌ってくれませんか？
とある男の子に言われ、
おれ、そんなん知らんよー
とうちらのテーブルでは大慌て。
まぁクチパクでなんとかしたんだが。

その歌を歌っているときにさ、
ノブオが泣いちゃって、泣いちゃって。

そのとき、会場は
ほのかに香るマーガレットのように
静かに暖かく、そして
なんの迷いもない幸せというオーラに包まれた。


ノブオの出席者への挨拶もよかったし、
ノブオのお父さんのスピーチもかなりよかったなぁ。

・・・・
ノブオがなにやら、紙に一生懸命書いているんですよ。
『何書いてんだ？』と聞くと、
『婚姻届を書いてんだよ。もうこれで3度目だよ』
って言うんですよ。

普通、行政にだすものでも、些細な間違いは訂正印押しちゃえば
正式に受理されるんですが、ノブオはそうはしなかったんですよ。
たった、一枚の紙を書くにもこれだけ結婚に対して誠実に
接してる姿をみて
こいつらしさが出てるなって思ったんですよ。

・・・・
中略
親ばかかもしれませんが、育て方は間違ってなかったな、この結婚よかったなって改めて思うわけで・・・


こんな感じ。
いいスピーチだった。

シンタローなんかずっと余韻に浸っていたなぁ。
感動でした、最高でした、ずっとそればっかいってた気がする。
あの、シンタローがって思うとなんだか照れくさいよ。

無事披露宴も終わり、いよいよわれらの出番。

二次会です。


頼りがいがあるんだか、ないんだかの二人(シンタロー、山下)とともに
二次会会場へ向かう。

前日、シンタローと18時過ぎに落ち合い、話を煮詰めることに。
山下は最悪。
最初、15時にくるっていっていたのに、
17時になり、19時になり、21時になり、うちらと合流したのは
23時前だった。
山下も東京にいるから速めに来いっていっていたのに・・・
挙句の果てには今日集まらなくてもいいでしょ？
なんて言い出すもんだから。あきれた。
しかも散々、シンタローが連絡をよこさず東京にいるうちらが
把握できないことを
『仕事が忙しいって言い訳するんじゃないよ』っていっていたくせに、当の本人が仕事のせいで約、8時間遅れ。
だから、叱った。怒りもしたが。
さらに、遅れたことを仕事のせいにして、
謝らないもんだから、とうとうぶち切れた。


『まず、先に謝れ。俺たちに。なんで先に言い訳がくるんだ？おまえだろ、散々ノブオの結婚式大事にしてやろうって言ったのは。みんなだってそう思っているんだよ。だから、シンタローだって今日仕事はやく切り上げたんだろう？なのにお前は何なんだ？自分の仕事での遅れを棚にあげて人にばっかり言うんじゃないよ。
いいか、仕事はみんな忙しいんだ!!!シンタローだって俺だって言い訳してないだろ？おまえだけだぞ、いいわけしてんの。お前がどんな立場にいるか知らないが、こういうときぐらい、しっかり調整してこいよ。しかも、お前やるやるって言って結局アイデアだけだろ？なんか持ってきたのか？』

こんな感じでとりあえず俺がぶちまけた。
シンタローにもあとで怒れといっておいたので
シンタローは二次会のあと山下に怒った。

こんな感じで打ち合わせは朝方5時までかかった。
打ち合わせをして分かることは
二人は二次会の流れやしくみをなんら判っていなかったということ。
これはある程度予想していた。
でも、裏切りも考えていた。
二人なら・・・でも甘かった。

具体的に言えば、
人数、時間、会費の設定、クイズの段取り・・・
もう明日なのにさ。

だからあきれるのではなく、今後二人がほかの人に頼まれたとき
今回のことが役に立てるように打ち合わせを進めた。
俺？
俺は自分で完璧だとは思わないが
ちゃんと実家のシンタローには連絡こまめに入れて
指示をしていたし、ノブオにも段取り説明やゲームのねた等
動いていたつもりよ。


さてはて、当日・・・

山下は音楽担当だったから音楽はばっちりだといっていた。
が、当日シンタローと俺に聞かせてるとき
『当たり前すぎじゃない？』とシンタローが言ってさぁ大変。
しかもさ、店に流れている音楽聴いて
『音楽、これでよくない？』
というもんだから、
おまえなんにもしてないじゃん????

司会はおれ。
ゲームは山下。
シンタローは会計。

二次会の会場はアイリッシュバー。
テンションは私があげて、まぁお客さんのおかげもあるんだけどね。
ゲームもなんとか成功し、
無事終了。
ゲームはあらかじめ二人のことのついての
質問を15問用意して、ゲームが始まる前に
お客さんに回答してもらい、
ゲームの時間になったら
山下がその質問を新郎新婦に聞いていき、回答していくという
シンプルなもの。
その合いの手や言葉遊びでおもしろおかしく進行していく
というゲーム担当者が結構腕をふるうものなんだけどね。

みんな二人のことをしてもらったみたいで
満足満足。

でも、今回はバーのオーナーに助けられた。
『当日、どたばたするんだから、帳尻だけ最後合わせてもらえればかまわないよ。あとは適当にやってよいからさ。』

まぁここまでルーズなお店も珍しいけど、今回はこのコトバで
助かった。

このあとは、3人で反省会。
シンタローは前述したとおり、山下にめちゃくちゃ怒った。
山下はそのことを反省しきり。
俺は、その話を聞いて、なるべく自己主張しないよう勤めた。
正直、今回なんとかできたのは
俺が経験者だったから。それに尽きると思う。
でもあからさまにはいえないでしょ？
まぁ俺も言うつもりはないから
二人ががんばってくれたこと
みんなのオモイがひとつだったこと。
これを確認しあうのが重要だよね。

最後に・・・





おまえサイコー!!!!おれ、サイコー























このコトバで最後締めくくって二次会は無事終わりましたとさ。
めでたしめでたし


ちなみに俺の二次会はサークルの友達に頼みます。(＾＾)