さぁ、真実の口に手をいれてみてください。

とりあえず、『人』段落。
日本人拉致事件である。
関係各者、大変なご苦労だったと思う。
賛否両論、感じあえる生命、そしてしらぜられる真実。
日が経てば、あれはあーだったねと
たんなる回想に終わる。
だから、記そう。
すべて、終わったから？


まず、3人について。
名前も正確に思えだせない。
若造、ぶりっこ、ひげめがね。
親族の方はさぞ心労が重なったことだろう。
毎日毎日、プレッシャーとの戦い
マスコミとの戦い
3人を日本から守った立役者。
彼等は親族として立派だった。
ん？立派？

ボランティア精神で、彼等3人はイラクに行った。
いってはいけないところに。
あれほど、日本政府が行くなといって
しかも、国際情勢上
最低ラインのところで
現在ふんばっているのに
彼等3人は自分達の正義感を貫くために
イラクにいった。
なにかんがえてんだ!!
どのような教育を受けてきたんだ!!!!!!!!
もし、これで本当に日本にテロが発生したら
彼等3人の正義感がそうさせたことになる。
そういわれかねない。
おそらく、自分達はだいじょぶだろう、
という過信があったに違いない。
自分達の命は狙われない…
それは、どんな事件においても、
被害者のセリフ。
でも、それは予期せぬ事態だからいえるのである。
リスクを鑑みれば、
ヘッジの対象にならないことぐらい
わかってほしい。
正義感があるのなら、理性と現実を直視してほしかった。

考えたこと。?
さらに、はらただしかったのは、帰国時の態度。
なにが、ストレスだ!!!!
若造の顔をみろ、ぶりっこの顔をみろ、ひげめがねの
顔をみろ、あれこそ、演技だろう。
単なる疲労であってストレスではないと思う。
彼等には、マスコミの質問に答える義務がある。
そして、我々この事実を知っている人々に
あなたたちの正義感を示さなければならない。
命の危険があったからって
その正義感が歪んではあまりにも
自衛隊や政府がかわいそうである。

やがて、どこかの週刊誌が特集を組むだろう。
「被害者が語るラチの本当の怖さ」
って感じで。
それで、購買力倍増。
関心はそこで切れる。
この切り替えの早さが日本人。
アジア人では異例だろう。
まさにニュース。

考えたこと?
かれらが無事救出されて
まだ、イラクに残りたいといったこと。
もう一生かえってくんな、と思った人は少なくないだろう。
確かにイラクと日本では温度差があるからしょうがないかもしれない。
だが、これは彼等3人の正義感。
そのかわり条件をだしてほしかった。
日本人であることをやめるという条件を。

考えた事?
マスコミの対応。
なんで、映像の放送を自粛したんだ!
ナイフやライフルで
おどされているシーン。いわゆる演技のシーンである。
マスコミはいった。
世論にあまりにも影響を与えすぎるから…
芸能人のプライベートはよくて、
おどしのシーンはなぜいけない？
世論に訴えかけるのがマスコミの仕事だろうが。
それを、マスコミだけがしっていて
後になって、
『実は映像を入手していたんですが、あまりにも
内容が濃かったので、自粛していました。』
ふざけんな、
情報の占有があなたたちの既得権なのか？
情報をえるためになんでもするのに
情報を活用する際には世論のことを考える。
道徳を荒らすのに
営利を追求する。
正直、あの映像をみせたからって
日本人には、単なる報道でしかないと思う。
だって、今日本に帰国して
関心の度合いはかなり下がった。
結局、事実を点でしか
把握しないので、
大して影響はないと思う。
どっかの放送局ひとつでもこういう
勇気のある報道をして欲しかった。
まぁ、道徳を荒らしているから勇気のある
とかないとかではないと思うが。

考えた事?
あとで拉致された2人。
やはり、数の優位性か、あんまり目立たない。
でも、公然の前で
ジャーナリストの正義と、親族の世間体を気にした
発言の対立。
あれは、あれは、、、
正直、乾いたわらいがでてきた。
なんて表現したらいいんだろう。

親族の心労を拉致された5人には、
深刻に捉えて
なにが正義なのか、
なにが自由なのかを
もう一度考えて欲しい。
真実を伝える、
真実を知る、
それはときにはいらない努力になるということを。
人間一人の力は自分が思っているほど
大きくないという事を。

俺は、ジャーナリストではない。
この日記によって
世論に影響を与える事はまずないだろう。
ただ、自分がこれを振り返って見るとき、
過去にこのような事件があったこと
また、この当時自分が思ったこと
こそのためにいかされるにすぎない。
それ以外には利用されないことを
末筆ながら、一応記しておこう。
なぜなら、
(　)×2
『過去の事情』
だから。