バレンタイン

2004年2月15日 恋愛
昨日は、そういう日だった。
ここ最近は、うちにはかみさんがいるから
いたってドキドキ感はない。
毎年の通例行事である。
だが、今年はいつもかみさんにえらんでもらうのも
味気ないので
おれが、チョコの銘柄を指名した。
『デメル』
箱はいたってかわいい、高貴な感じのうける
商品である。
味のほうはというと、ちょっぴりビター。
まぁ、おいしい。

今回はせっかく日記を書いていることだから、
久々に( )に戻ろうとおもう。

はじめてチョコをもらったのは
中3.
ちょうどその日は高校受験1校目が終わった日。
たしか雪も降っていたな。
受験でだれもそのような話をするわけでもなく
受験が終わってそのまま帰ってきた。

そして、ちょいと疲れたからベッドでごろごろしていると、
『ピンポーン』
おや、だれだろー
まぁ、おれじゃないな、
弟でもないな。
たんなる、郵便や友達かなっと、期待1割、現実9割。
で、ごろごろしていると、
「ちょっとおりてきて」

っていうから、あらま。
階段おりる1歩が、妙に軽かった。
だれだろー?
クラスのあの子かな?
あの子だったらいいなー

と玄関のドアを開けると見かけた女の子が。
後輩の女の子だ。
当時部活を引退していたから
そうそう、会う機会はなかったが。
ちょうど、うちの弟と一緒のクラスだから
弟にかと思った。

『前々から、好きでした。よかったらこれ受け取ってください。』
そういって、チョコをもらった気がする。
付き合ってください。とはいわれなかったんだな、そういえば。
相手の子は中1の子。
友達2人連れてうちにきてくれたそうだ。
でも、あんときは徹夜明けで頭がぼーとしていて
ちゃんとした対応してあげれなかったな。
「うん、ありがとう」
といって、俺は家に戻った気がする。

でも、振り返るとすんげぇ、気持ちがわさわさしていたな。
なんども、もらった手紙を読み返して
手作りのチョコを食べていたな。
それ以来はというと、ナッシング。
もう、付き合うことが先にあって、
唐突にもらうという事はなくなった。

でも、一度だけあったな。ねだってもらったやつ。
あれは、塾の講師の人で
『あなたにだけあげるね』
といってもらった。
そのときはもう大学も決まっていたし、
年上大好きな頃で
さらに付き合っていた彼女とも別れ
早く都会に行きたかった頃。
どーでも、よくなっていた時期。
だから、もらえたときはやっぱり特別で
その言葉を信じたものである。

お菓子メーカの陰謀と思っていたが、
このような甘酸っぱい思い出も残してくれる。
さーて、来年はどのチョコもらおうかな。

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